小さなコミュニティの発信には、独特のつらさがあります。書き手はいつも足りず、同じお知らせを日本語と英語の2本書く余裕はもっとない。結果、発信が細るか、どちらかの言語が置き去りになる——私たちも例外ではありませんでした。
私たちのサイトでは、GitHub で Release を1つ公開すると、日本語と英語のペア記事がサイトに自動で作成されます。人間がやるのは、リリースノートを決まった書式で書くことだけ。翻訳が書かれていないときは、機械が勝手に翻訳をでっち上げるのではなく、英語記事だけを公開して日本語は下書きで待つ——「翻訳を捏造しない」を原則にした設計です。
今日、この仕組みを手法ドキュメント+参照実装として GitHub で公開しました。
▶ RumiCar-group/RumiCar-ReleaseNotes-Guide
仕組み自体は少し前から動いていたものです。これまで PhotoStrip、VideoLoop、AutoPost Guide と公開を重ねるうちに、自分たちの「やり方」を外に出すことに私たち自身が慣れてきました。それで、新しいものだけでなく、手元で静かに働いてきた過去の仕組みも順次公開していくことにしました。これはその第一弾です。
公開の動機はシンプルです。発信の手作業が仕組みで減れば、その時間は活動そのものに返ってきます。私たちと同じように少人数で回しているコミュニティが、この記録を踏み台にして、書くことと活動することに集中できるようになれば嬉しい。そして対象を限定するつもりはありません——学校でも、企業でも、営利活動でも、どなたでも自由に使ってください(MIT ライセンス、無保証の一例の記録です)。
ドキュメントは日英併記です。この仕組みが要らない世界のどこかの誰かにも、「小さなチームでも、仕組みを作れば多言語で発信し続けられる」という事実だけでも届けば、公開した甲斐があります。
